2010年03月12日
■セミナー 後編■
さて、テキーラセミナーまとめの2日目です。
前回に引き続き内容の濃いものとなっていますので、
じっくりとどうぞ。
■熟成

テキーラで使用する樽に関しては、
それほど厳しい決まりが無いそうで、
沢山熟成できる大きなタンクから、
シェリーやウィスキーなどの樽も熟成に使われています。
ポルフィディオは主に200リットルの小さなたるを使用し、
たるの内側は、バーボンのように機械的に一気に焦がす「チャー」ではなく、
ゆっくりと時間をかけて手作業で焼く「トースト」を行います。
使用される樽の多くは、
アメリカミズーリ州のアメリカン・ホワイトオーク樽や、
リムーザン、ハンガリアン、ロシアの樽などだそうですが、
ポルフィディオは、アメリカ・オレゴン州の、
アメリカン・ホワイトオーク樽を主に使用しているそうです。
ポルフィディオは最長5年間熟成に使用した後、
インドの会社へ売却し、
インド産のウィスキーの熟成に使われているそうです。
熟成にかける時間は、
テキーラでは決められています。
ブランコ・シルバー:蒸留後に熟成をしないでボトリングした物
レポサド:オーク樽で最低60日間熟成した物
アネホ:オーク樽で最低1年間熟成させた物
エクストラアネホ:オーク樽で最低3年間熟成させた物
長期熟成のテキーラも最近出てきているようですが、
メキシコでは1年に約10%のスピリッツが、
「天使の分け前」として気化してしまいますので、
10年間で樽の中身は空になってしまうそうです。
ちなみにスコットランドでは、
年間に2~3%程度が「天使の分け前」だそうです。
ポルフィディオでは最長5年間、
樽で熟成し、5年以上の熟成の場合は、
ステンレスのタンクへ移し、
更に熟成させるそうです。
ウィスキーファンには、
テキーラは熟成期間が短いようにも感じますが、
メキシコの熱気により年間約10%もが気化してしまう事と、
シングルモルトの年間2~3%程度の気化との違いを比べると、
一年間の熟成度合いの違いがうかがえます。
また、原料のアガベの収穫までに、
8~10年もの歳月がかかると言う部分を考えると、
毎年、種を植えると収穫できる原料との違いにも、
仕上がりの原酒の違いも考えられます。
■ボトリング

粗悪なスピリッツの場合は、
チャコールフィルターを使用することが多いそうです。
ろ過の際に樽のゴミ等と一緒に、
悪い香りまでも一緒に除去してくれるので、
好都合だと言う事。
ポルフィディオはペーパーフィルターを使用し、
スピリッツの香りを最大限に活かす手法を取っているそうです。
■テイスティング
良いテキーラとそうでない物の見分け方として、
12のポイントを紹介してもらいました。
1:セメントの味
大きなセメントのタンクで貯蔵する場合が多くあり、
タンクにひび等があった場合、セメントの味わいが、
テキーラに移ってしまう事があるそうです。
当然身体にもよくないので、
セメント風味を感じたら、飲むことをやめましょう!
2:カビの味
古い樽を使用している場合、
樽の内側にカビが発生してしまう事もあるそうです。
アメリカでは6年以上の樽を、
使用してはいけないと言う決まりもありますが、
中には安く輸出され、熟成に使ってしまうところもあるそうです。
3:凄く甘い味
カラメル添加をし色を付けている場合もあるそうです。
もちろん身体にも良くなく、頭痛がする事もあるとか。
4:バランスの悪い木の香り
熟成を早く進めるために、
樽の中にオークチップを入れ、
ホースを入れて酸素を送り込み、
熟成を促進する粗悪なスピリッツだそうです。
5:タンニンの味わい
樽熟成が未熟だと判断した時に、
タンニンのフレーバーのみを付け加えたりする粗悪品。。
6:苦い味
テキーラの原料であるアガベは、
通常8~10年間育てられますが、
早く収穫してしまった場合、
ジュースの糖分が不十分なため苦くなってしまうそうです。
7:鉄の様な味
熟成し終えたスピリッツをタンクへ移し、
ボトリングをする際に、
タンクの中や、タンクを繋ぐパイプなどが腐食していたり、
ステンレスを使用せずに、安い鉄を使っている時に出てしまう味だそうです。
8:プラスティックのような味
プラスティックのタンクに、
長期間貯蔵してしまった時に出てしまう味わいだそうです。
9:接着剤のような味
醗酵過程に問題があり、
セメダインのような香りが出てしまうんだそうです。
10:ピートのような味
原料のアガベを焦がしてしまった時に感じる味わいだそうです。
19世紀のメスカルは、わざとアガベを焦がして造られ、
ピートのような味わいを持たせたとも言われています。
11:酸味
りんご酸を添加しさっぱりとした味わいに造った粗悪品。。
この香りのするテキーラは、飲むとお腹が痛くなるそうです。。
12:焦げた香り
スピリッツを取り出す際、
ヘッドとテールの含有量が多いと焦げた香りが強くなるそうです。
以上が良いテキーラとそうでないテキーラを見分ける方法だそうですが、
まずは飲まないと分からないと言う事です。。
ポルフィディオのオススメの飲み方として紹介してもらったのは、
シェーカーにポルフィディオとグランマニエ少々を入れシェイク。
その名もポルフィディオマティーニだそうですが、
なかなか美味しく戴けました。
テキーラの保存方法に関しては、
グラスに注いで飲む際に、
香りを立たせるために、
冷蔵庫に入れないで常温での保存が望ましいと話していました。
ちょっと長くなってしまい、
2回に分けてのお知らせでしたが、
テキーラのこだわりが少しでも伝わればと思います。
テキーラのお求めは ↓↓↓ こちらでどうぞ!
★河内屋さん★
★信濃屋さん★
★リカーズ・ハセガワさん★
★武蔵屋さん★
★リカーヴィラ・アイザワさん★
★ワインパーフェクト★
前回に引き続き内容の濃いものとなっていますので、
じっくりとどうぞ。
■熟成

テキーラで使用する樽に関しては、
それほど厳しい決まりが無いそうで、
沢山熟成できる大きなタンクから、
シェリーやウィスキーなどの樽も熟成に使われています。
ポルフィディオは主に200リットルの小さなたるを使用し、
たるの内側は、バーボンのように機械的に一気に焦がす「チャー」ではなく、
ゆっくりと時間をかけて手作業で焼く「トースト」を行います。
使用される樽の多くは、
アメリカミズーリ州のアメリカン・ホワイトオーク樽や、
リムーザン、ハンガリアン、ロシアの樽などだそうですが、
ポルフィディオは、アメリカ・オレゴン州の、
アメリカン・ホワイトオーク樽を主に使用しているそうです。
ポルフィディオは最長5年間熟成に使用した後、
インドの会社へ売却し、
インド産のウィスキーの熟成に使われているそうです。
熟成にかける時間は、
テキーラでは決められています。
ブランコ・シルバー:蒸留後に熟成をしないでボトリングした物
レポサド:オーク樽で最低60日間熟成した物
アネホ:オーク樽で最低1年間熟成させた物
エクストラアネホ:オーク樽で最低3年間熟成させた物
長期熟成のテキーラも最近出てきているようですが、
メキシコでは1年に約10%のスピリッツが、
「天使の分け前」として気化してしまいますので、
10年間で樽の中身は空になってしまうそうです。
ちなみにスコットランドでは、
年間に2~3%程度が「天使の分け前」だそうです。
ポルフィディオでは最長5年間、
樽で熟成し、5年以上の熟成の場合は、
ステンレスのタンクへ移し、
更に熟成させるそうです。
ウィスキーファンには、
テキーラは熟成期間が短いようにも感じますが、
メキシコの熱気により年間約10%もが気化してしまう事と、
シングルモルトの年間2~3%程度の気化との違いを比べると、
一年間の熟成度合いの違いがうかがえます。
また、原料のアガベの収穫までに、
8~10年もの歳月がかかると言う部分を考えると、
毎年、種を植えると収穫できる原料との違いにも、
仕上がりの原酒の違いも考えられます。
■ボトリング

粗悪なスピリッツの場合は、
チャコールフィルターを使用することが多いそうです。
ろ過の際に樽のゴミ等と一緒に、
悪い香りまでも一緒に除去してくれるので、
好都合だと言う事。
ポルフィディオはペーパーフィルターを使用し、
スピリッツの香りを最大限に活かす手法を取っているそうです。
■テイスティング
良いテキーラとそうでない物の見分け方として、
12のポイントを紹介してもらいました。
1:セメントの味
大きなセメントのタンクで貯蔵する場合が多くあり、
タンクにひび等があった場合、セメントの味わいが、
テキーラに移ってしまう事があるそうです。
当然身体にもよくないので、
セメント風味を感じたら、飲むことをやめましょう!
2:カビの味
古い樽を使用している場合、
樽の内側にカビが発生してしまう事もあるそうです。
アメリカでは6年以上の樽を、
使用してはいけないと言う決まりもありますが、
中には安く輸出され、熟成に使ってしまうところもあるそうです。
3:凄く甘い味
カラメル添加をし色を付けている場合もあるそうです。
もちろん身体にも良くなく、頭痛がする事もあるとか。
4:バランスの悪い木の香り
熟成を早く進めるために、
樽の中にオークチップを入れ、
ホースを入れて酸素を送り込み、
熟成を促進する粗悪なスピリッツだそうです。
5:タンニンの味わい
樽熟成が未熟だと判断した時に、
タンニンのフレーバーのみを付け加えたりする粗悪品。。
6:苦い味
テキーラの原料であるアガベは、
通常8~10年間育てられますが、
早く収穫してしまった場合、
ジュースの糖分が不十分なため苦くなってしまうそうです。
7:鉄の様な味
熟成し終えたスピリッツをタンクへ移し、
ボトリングをする際に、
タンクの中や、タンクを繋ぐパイプなどが腐食していたり、
ステンレスを使用せずに、安い鉄を使っている時に出てしまう味だそうです。
8:プラスティックのような味
プラスティックのタンクに、
長期間貯蔵してしまった時に出てしまう味わいだそうです。
9:接着剤のような味
醗酵過程に問題があり、
セメダインのような香りが出てしまうんだそうです。
10:ピートのような味
原料のアガベを焦がしてしまった時に感じる味わいだそうです。
19世紀のメスカルは、わざとアガベを焦がして造られ、
ピートのような味わいを持たせたとも言われています。
11:酸味
りんご酸を添加しさっぱりとした味わいに造った粗悪品。。
この香りのするテキーラは、飲むとお腹が痛くなるそうです。。
12:焦げた香り
スピリッツを取り出す際、
ヘッドとテールの含有量が多いと焦げた香りが強くなるそうです。
以上が良いテキーラとそうでないテキーラを見分ける方法だそうですが、
まずは飲まないと分からないと言う事です。。
ポルフィディオのオススメの飲み方として紹介してもらったのは、
シェーカーにポルフィディオとグランマニエ少々を入れシェイク。
その名もポルフィディオマティーニだそうですが、
なかなか美味しく戴けました。
テキーラの保存方法に関しては、
グラスに注いで飲む際に、
香りを立たせるために、
冷蔵庫に入れないで常温での保存が望ましいと話していました。
ちょっと長くなってしまい、
2回に分けてのお知らせでしたが、
テキーラのこだわりが少しでも伝わればと思います。
テキーラのお求めは ↓↓↓ こちらでどうぞ!
★河内屋さん★
★信濃屋さん★
★リカーズ・ハセガワさん★
★武蔵屋さん★
★リカーヴィラ・アイザワさん★
★ワインパーフェクト★
2010年03月12日
■セミナー 前編■
この所、続けてテキーラのセミナーに参加させていただきました。
ポルフィディオのオーナーや、
アメリカにテキーラを広めたと言う方のセミナーで、
かなりマニアックで、
お酒好きとしては興味をそそられるポイントも、
沢山ありましたので、
ちょっと長くなりそうなので、
2回に分けてお送りします。
まずはポルフィディオのオーナーの紹介を。
マーティン・グラッスル氏の実家は、
オーストリアでりんごのブランデーを造っていたそうで、
昔からお酒造りには近いところに居たそうです。
スイスの大学で勉強した後、
アメリカ映画のジョン・ウェインに憧れて渡米。
酒類の販売をする企業に入社し、
スピリッツ担当になりメキシコへ新商品を探しに行ったのが、
テキーラと本格的に出会うきっかけになったんだそうです。

1991年にグラッスル氏のハンドルネームから取った名前、
「ポルフィディオ」を興し、

今まで培ってきた世界中の醸造、蒸留の技術を取り込み、
最高のテキーラを造り上げたんだそうです。
そしてもう一人の講師、
アメリカ・サンフランシスコにある、
「トミーズ・メキシカン・レストラン」のオーナー、
フリオ・ベルメホ氏のセミナー内容を詰め込んで、
テキーラの製法を順に追いって行きましょう。

■原料
お酒のアルコールと言う部分の原料となるのは、
原料自体に糖分を含むフルーツや、
でんぷん質の穀物ですが、
テキーラは、ブドウから出来るブランデーや、
サトウキビから出来るラム、りんごから出来るカルバドスなどの、
フルーツとは違い「加水分解」される原料の「アガベ」を使用しています。
原料となるアガベをポルフィディオでは、
ハリスコ州を中心に、
6つの州からアガベを集め、
試行錯誤の後、ハリスコ州のアガベのみを、
使用することに決めたんだそうです。
アガベのテロワールとしては、
地域性や地質よりも、
降雨量により、アガベの味わいに違いが出ると話していました。

また、原料のアガベは、
アガベ・テキラーナ・ウェーバー・アスール種のみが使用され、
収穫までに8~10年もの歳月がかかります。
■分解
加水分解には3通りあり、
一番メジャーなのが「加熱分解」ですが、
アガベの繊維質が破壊されてしまい、
メタノールが出てしまいますので、
身体にもあまり良くなく、
「テキーラはぶっ飛ぶ!」と言う
今までの悪いイメージの大量生産されているテキーラが、
この加熱分解されたジュースを原料に造られているそうです。
他に酸を使う分解方法もありますが、
ポルフィディオはもう一つの分解方法である、
「酵素分解」を用いて分解し、
メタノールが殆ど出来ない手法を取っています。
この手法はメキシコでもポルフィディオだけが利用している方法で、
あの口当たりの柔らかさや、
喉越しの滑らかさは原料の生成方法にあるといわれています。
また、使用される水に関しては、
自社で掘った井戸の水を利用し、
一度蒸留し、ミネラル分を除去し使用しているんだそうです。
■醗酵
日本酒で言うところの酵母を、
イーストを使用し醗酵させるそうです。
醗酵タンクの殆どは、温度管理や醗酵速度をあまり管理していないのだそうですが、
ポルフィディオは、もろみの温度管理を行い、
通常2日程度の醗酵期間の所を、
1週間程度かけて行うそうです。
醗酵時間を遅らせるということで、
香り高いテキーラが出来上がるのだそうす。
■蒸留
通常のテキーラは大型のポットスティルで、
蒸留器に入れたジュースを100度で2回蒸留され、
55度で抽出するのが定番となっているそうです。
ポルフィディオは蒸留器にもこだわり、
ドイツで開発されたフィルターのような触媒が、
ネックの部分に付いた蒸留器を使用し、
100度にせず、ジュースを沸騰させないように蒸留しているため、
柔らかい味わいのスピリッツが蒸留できるそうです。
蒸留されてきたスピリッツは、
最初に出てくる部分を「ヘッド」
最後を「テール」と呼び、
香りや味わいが強く、
バランスが悪いスピリッツとされています。
(焼酎ではヘッドの部分を取り「ハナタレ」としてボトリングされていました)
真ん中の部分が一番美味しいスピリッツなんですが、
ポルフィディオではヘッドとテールを15%ずつ使用せず、
真ん中の70%のスピリッツみを使用し、
熟成へと使用されます。
通常はヘッドとテールを合わせて5~10%ほど捨て、
残りを殆どスピリッツとして使用しているそうです。
ちなみに使用しない部分のスピリッツは、
洗剤の会社に販売し再利用されているそうです。
セメントのタンクに、暫くの間入れておくと、
タンクが解けてしまう程、強い力を持っているんだとか。。
次が熟成となりますが、
本日はここまで。
テキーラのお求めは ↓↓↓ こちらでどうぞ!
★河内屋さん★
★信濃屋さん★
★リカーズ・ハセガワさん★
★武蔵屋さん★
★リカーヴィラ・アイザワさん★
★ワインパーフェクト★
ポルフィディオのオーナーや、
アメリカにテキーラを広めたと言う方のセミナーで、
かなりマニアックで、
お酒好きとしては興味をそそられるポイントも、
沢山ありましたので、
ちょっと長くなりそうなので、
2回に分けてお送りします。
まずはポルフィディオのオーナーの紹介を。
マーティン・グラッスル氏の実家は、
オーストリアでりんごのブランデーを造っていたそうで、
昔からお酒造りには近いところに居たそうです。
スイスの大学で勉強した後、
アメリカ映画のジョン・ウェインに憧れて渡米。
酒類の販売をする企業に入社し、
スピリッツ担当になりメキシコへ新商品を探しに行ったのが、
テキーラと本格的に出会うきっかけになったんだそうです。

1991年にグラッスル氏のハンドルネームから取った名前、
「ポルフィディオ」を興し、

今まで培ってきた世界中の醸造、蒸留の技術を取り込み、
最高のテキーラを造り上げたんだそうです。
そしてもう一人の講師、
アメリカ・サンフランシスコにある、
「トミーズ・メキシカン・レストラン」のオーナー、
フリオ・ベルメホ氏のセミナー内容を詰め込んで、
テキーラの製法を順に追いって行きましょう。

■原料
お酒のアルコールと言う部分の原料となるのは、
原料自体に糖分を含むフルーツや、
でんぷん質の穀物ですが、
テキーラは、ブドウから出来るブランデーや、
サトウキビから出来るラム、りんごから出来るカルバドスなどの、
フルーツとは違い「加水分解」される原料の「アガベ」を使用しています。
原料となるアガベをポルフィディオでは、
ハリスコ州を中心に、
6つの州からアガベを集め、
試行錯誤の後、ハリスコ州のアガベのみを、
使用することに決めたんだそうです。
アガベのテロワールとしては、
地域性や地質よりも、
降雨量により、アガベの味わいに違いが出ると話していました。

また、原料のアガベは、
アガベ・テキラーナ・ウェーバー・アスール種のみが使用され、
収穫までに8~10年もの歳月がかかります。
■分解
加水分解には3通りあり、
一番メジャーなのが「加熱分解」ですが、
アガベの繊維質が破壊されてしまい、
メタノールが出てしまいますので、
身体にもあまり良くなく、
「テキーラはぶっ飛ぶ!」と言う
今までの悪いイメージの大量生産されているテキーラが、
この加熱分解されたジュースを原料に造られているそうです。
他に酸を使う分解方法もありますが、
ポルフィディオはもう一つの分解方法である、
「酵素分解」を用いて分解し、
メタノールが殆ど出来ない手法を取っています。
この手法はメキシコでもポルフィディオだけが利用している方法で、
あの口当たりの柔らかさや、
喉越しの滑らかさは原料の生成方法にあるといわれています。
また、使用される水に関しては、
自社で掘った井戸の水を利用し、
一度蒸留し、ミネラル分を除去し使用しているんだそうです。
■醗酵
日本酒で言うところの酵母を、
イーストを使用し醗酵させるそうです。
醗酵タンクの殆どは、温度管理や醗酵速度をあまり管理していないのだそうですが、
ポルフィディオは、もろみの温度管理を行い、
通常2日程度の醗酵期間の所を、
1週間程度かけて行うそうです。
醗酵時間を遅らせるということで、
香り高いテキーラが出来上がるのだそうす。
■蒸留
通常のテキーラは大型のポットスティルで、
蒸留器に入れたジュースを100度で2回蒸留され、
55度で抽出するのが定番となっているそうです。
ポルフィディオは蒸留器にもこだわり、
ドイツで開発されたフィルターのような触媒が、
ネックの部分に付いた蒸留器を使用し、
100度にせず、ジュースを沸騰させないように蒸留しているため、
柔らかい味わいのスピリッツが蒸留できるそうです。
蒸留されてきたスピリッツは、
最初に出てくる部分を「ヘッド」
最後を「テール」と呼び、
香りや味わいが強く、
バランスが悪いスピリッツとされています。
(焼酎ではヘッドの部分を取り「ハナタレ」としてボトリングされていました)
真ん中の部分が一番美味しいスピリッツなんですが、
ポルフィディオではヘッドとテールを15%ずつ使用せず、
真ん中の70%のスピリッツみを使用し、
熟成へと使用されます。
通常はヘッドとテールを合わせて5~10%ほど捨て、
残りを殆どスピリッツとして使用しているそうです。
ちなみに使用しない部分のスピリッツは、
洗剤の会社に販売し再利用されているそうです。
セメントのタンクに、暫くの間入れておくと、
タンクが解けてしまう程、強い力を持っているんだとか。。
次が熟成となりますが、
本日はここまで。
テキーラのお求めは ↓↓↓ こちらでどうぞ!
★河内屋さん★
★信濃屋さん★
★リカーズ・ハセガワさん★
★武蔵屋さん★
★リカーヴィラ・アイザワさん★
★ワインパーフェクト★
2010年03月07日
■宗主国■
日本テキーラ協会のテキーラマップに触発されて、
そー言えばラムマップも前に造ったなぁと思い出して、
珍しく一日に2本目のブログ。

メキシコと言えばテキーラ!
テキーラと言えばメキシコ!
と、明快な答えをすぐに想像出来るんですが、
ここで質問。
『ラムで思い起こす国は?!』と聞くと、
どこを思い起こしますか?
『中南米・カリブ海』と言えば、
どこの国を思い起こしますか?
私は、う~んと悩んだ末に、
キューバ!と応えましたが、
これは弊社輸入の商品が頭にあったからで、
ふつーの人はジャマイカとかブラジル!って答えるんじゃないかなぁと。
ちなみにラムマップのドラゴンボールの様な星印
黄色がスペイン系のラム【RON】の産地
キューバ、ドミニカ共和国、ベネズエラ、ニカラグア、ベネズエラなど
緑色がイギリス系のラム【RUM】の産地
ジャマイカ、ガイアナ、バルバドス、トリニダード・トバコなど
赤がフランス系のラム【RHUM】の産地
マルティニーク島、グアドループ島、ハイチなど
大陸と大きな島は解りますが、
ちっちゃな島は解りにくい。。
ですが、この分類を「宗主国別」と名付けて、
時代背景からそれぞれの味わいの違いが一目瞭然で、
なかなかええやん!と思ってました。
RONは、昔スペイン領だった国々で、
カリブの島々でサトウキビを原料に砂糖を生産しスペインに納めていました。
砂糖を造った残りの絞汁を醗酵させ、
蒸留しラムを造っていましたが、
このラムももちろんスペインに納めるのですが、
スペインではシェリーを主に飲まれていたと言う事から、
シェリー風味に似ているラムを造るのが自然な流れ。
味わいは深く、飲み易い味わいが身上です。
RHUMはフランス領だった所ですので、
コニャックに似た味わいに。
サトウキビから砂糖を造られていましたが、
蔗糖からも砂糖が造る事が出来るようになったので、
カリブ海からの砂糖の輸入を減らしたため、
この地域のラムは糖蜜も含めた、
サトウキビの絞汁を全部使って、
ラムを造るようになりました。
なので、サトウキビ由来の味わいや香りも残した、
独特の味わいが特徴です。
RUMはイギリス領だったので、
ウィスキーの代用品になるように、
深いコクのある味わいが身上です。
連続式蒸留器だけではなく、
ウィスキーと同じポットスティルも使われたり、
モルト好きにも受け入れられ易い味わいがあります。
この小さな島々が集まった一帯で、
長い歴史に翻弄されながら、
長い年月の間造り続けられているラム。
隣り合っている島でも、
宗主国が違うと良く似た原料ですが、
造り方や熟成の考え方まで違うので、
全く違う味わいになってしまいます。
そんな部分が面白いんですが、
なにせゆるーい環境で造っているお酒なので、
詳しい製法の決まり事や、
一部の地域を除いてAOCが存在しないので、
謎に包まれている部分の方が多いお酒なんです。
ですが、スペイサイドのモルトを飲んだ後に、
XMを飲んだら何か繋がったような感じがしたり、

★XM ミレニアム 12年★
食後のまったりしたい時に、
PXの甘口シェリーの代わりにスペイン系のラムでも納得出来たり、

★サンティアゴ デ クーバ アネホ 7年★
フレンチウィスキーを飲むよりも、
フランス系のラムを飲んだ方が、
なんかワインとかコニャックに近かったり、

★モンテベロ ウィンチ 8年★
旨く伝えられないのが辛い所ですが、
やっぱりラムってええもん持ってるのになぁ~と、
この所、テキーラに接近しすぎて感じたラムの幅の広さです。
シングルモルトをうんちくたっぷりに語るのも楽しいですが、
ラムでゆるーく癒されるのもええもんですよw
そー言えばラムマップも前に造ったなぁと思い出して、
珍しく一日に2本目のブログ。
メキシコと言えばテキーラ!
テキーラと言えばメキシコ!
と、明快な答えをすぐに想像出来るんですが、
ここで質問。
『ラムで思い起こす国は?!』と聞くと、
どこを思い起こしますか?
『中南米・カリブ海』と言えば、
どこの国を思い起こしますか?
私は、う~んと悩んだ末に、
キューバ!と応えましたが、
これは弊社輸入の商品が頭にあったからで、
ふつーの人はジャマイカとかブラジル!って答えるんじゃないかなぁと。
ちなみにラムマップのドラゴンボールの様な星印
黄色がスペイン系のラム【RON】の産地
キューバ、ドミニカ共和国、ベネズエラ、ニカラグア、ベネズエラなど
緑色がイギリス系のラム【RUM】の産地
ジャマイカ、ガイアナ、バルバドス、トリニダード・トバコなど
赤がフランス系のラム【RHUM】の産地
マルティニーク島、グアドループ島、ハイチなど
大陸と大きな島は解りますが、
ちっちゃな島は解りにくい。。
ですが、この分類を「宗主国別」と名付けて、
時代背景からそれぞれの味わいの違いが一目瞭然で、
なかなかええやん!と思ってました。
RONは、昔スペイン領だった国々で、
カリブの島々でサトウキビを原料に砂糖を生産しスペインに納めていました。
砂糖を造った残りの絞汁を醗酵させ、
蒸留しラムを造っていましたが、
このラムももちろんスペインに納めるのですが、
スペインではシェリーを主に飲まれていたと言う事から、
シェリー風味に似ているラムを造るのが自然な流れ。
味わいは深く、飲み易い味わいが身上です。
RHUMはフランス領だった所ですので、
コニャックに似た味わいに。
サトウキビから砂糖を造られていましたが、
蔗糖からも砂糖が造る事が出来るようになったので、
カリブ海からの砂糖の輸入を減らしたため、
この地域のラムは糖蜜も含めた、
サトウキビの絞汁を全部使って、
ラムを造るようになりました。
なので、サトウキビ由来の味わいや香りも残した、
独特の味わいが特徴です。
RUMはイギリス領だったので、
ウィスキーの代用品になるように、
深いコクのある味わいが身上です。
連続式蒸留器だけではなく、
ウィスキーと同じポットスティルも使われたり、
モルト好きにも受け入れられ易い味わいがあります。
この小さな島々が集まった一帯で、
長い歴史に翻弄されながら、
長い年月の間造り続けられているラム。
隣り合っている島でも、
宗主国が違うと良く似た原料ですが、
造り方や熟成の考え方まで違うので、
全く違う味わいになってしまいます。
そんな部分が面白いんですが、
なにせゆるーい環境で造っているお酒なので、
詳しい製法の決まり事や、
一部の地域を除いてAOCが存在しないので、
謎に包まれている部分の方が多いお酒なんです。
ですが、スペイサイドのモルトを飲んだ後に、
XMを飲んだら何か繋がったような感じがしたり、

★XM ミレニアム 12年★
食後のまったりしたい時に、
PXの甘口シェリーの代わりにスペイン系のラムでも納得出来たり、

★サンティアゴ デ クーバ アネホ 7年★
フレンチウィスキーを飲むよりも、
フランス系のラムを飲んだ方が、
なんかワインとかコニャックに近かったり、

★モンテベロ ウィンチ 8年★
旨く伝えられないのが辛い所ですが、
やっぱりラムってええもん持ってるのになぁ~と、
この所、テキーラに接近しすぎて感じたラムの幅の広さです。
シングルモルトをうんちくたっぷりに語るのも楽しいですが、
ラムでゆるーく癒されるのもええもんですよw
2010年03月07日
■セミナー■
昨日の土曜日
日本テキーラ協会の林さん主催のテキーラセミナーに参加してきました。
今回のテーマは、
サンフランシスコで「トミーズ」と言う、
テキーラの殿堂のレストランを経営されていて、
世界中から彼のマルガリータを飲みに来るような、
凄い方フリオ・ベルメホ氏のテキーラ基礎知識。

遂に自分の蒸留所を持ち、
蒸留も開始するそうですが、
テキーラへの愛情と情熱はしっかりと伝わってきました。
先日のポルフィディオセミナーの
マーティン・グラッスル氏のセミナーもそうでしたが、
知ってるつもりでも、
まだまだ理解出来ていなかったテキーラ。
アメリカではすっかりテキーラブームですが、
このテキーラブームの仕掛人の一人が、
フリオさんだと言われています。

ウォールストリートジャーナルやCNNで、
テキーラの震源地として紹介され、
テキーラの原料であるアガベの育成方法から、
醸造、蒸留、熟成を解りやすく伝え、
彼が求める最高のマルガリータを使い、
火の酒とも揶揄されていた一気飲みのイメージを払拭し、
高級で上品で、とても美味しいお酒だと言う事を、
フリオさんの言葉と彼の造るカクテルで、
一人ずつ啓蒙された結果が、
今のアメリカのテキーラブームだそうです。
彼の造るマルガリータはとても優しくて、
テキーラの味わいはしっかりと感じられて、
飲み終わった後にもう一杯欲しくなるような、
とっても素敵な味わいでした。
この素敵なマルガリータのレシピは、
アネホ・テキーラ:2
アガベ・ネクターを水で薄めたもの:1
ライムジュース:1
シェイクして出来上がり。
とってもシンプルですが、
癖になりそうな味わいです。
セミナーが終わってから、
日本テキーラ協会の林さんと、
日本ラム協会の海老沢さん、
フリオさんが何やら会談を始め、
テキーラを広めて行く際に取った手法や、
成功事例の情報交換をされていました。

ラム協会の次の展開を楽しみに待ちましょう!
日本テキーラ協会の林さん主催のテキーラセミナーに参加してきました。
今回のテーマは、
サンフランシスコで「トミーズ」と言う、
テキーラの殿堂のレストランを経営されていて、
世界中から彼のマルガリータを飲みに来るような、
凄い方フリオ・ベルメホ氏のテキーラ基礎知識。

遂に自分の蒸留所を持ち、
蒸留も開始するそうですが、
テキーラへの愛情と情熱はしっかりと伝わってきました。
先日のポルフィディオセミナーの
マーティン・グラッスル氏のセミナーもそうでしたが、
知ってるつもりでも、
まだまだ理解出来ていなかったテキーラ。
アメリカではすっかりテキーラブームですが、
このテキーラブームの仕掛人の一人が、
フリオさんだと言われています。

ウォールストリートジャーナルやCNNで、
テキーラの震源地として紹介され、
テキーラの原料であるアガベの育成方法から、
醸造、蒸留、熟成を解りやすく伝え、
彼が求める最高のマルガリータを使い、
火の酒とも揶揄されていた一気飲みのイメージを払拭し、
高級で上品で、とても美味しいお酒だと言う事を、
フリオさんの言葉と彼の造るカクテルで、
一人ずつ啓蒙された結果が、
今のアメリカのテキーラブームだそうです。
彼の造るマルガリータはとても優しくて、
テキーラの味わいはしっかりと感じられて、
飲み終わった後にもう一杯欲しくなるような、
とっても素敵な味わいでした。
この素敵なマルガリータのレシピは、
アネホ・テキーラ:2
アガベ・ネクターを水で薄めたもの:1
ライムジュース:1
シェイクして出来上がり。
とってもシンプルですが、
癖になりそうな味わいです。
セミナーが終わってから、
日本テキーラ協会の林さんと、
日本ラム協会の海老沢さん、
フリオさんが何やら会談を始め、
テキーラを広めて行く際に取った手法や、
成功事例の情報交換をされていました。

ラム協会の次の展開を楽しみに待ちましょう!
2010年03月05日
■決算セール■
先日のDRCに続いてまたまたやります
決算セール!

★決算セール★
今回は伝説のシンデレラワインが78%OFF!
「シャトー ド・ヴァランドロー 1994年」

★シャトー ド・ヴァランドロー 1994年★
わずか2.6haの畑から
極少量の最高品質のワインを造り上げ、
あまりの短期間の成功ゆえ
「シンデレラワイン」と呼ばれている。

★ルイ・ ロデレール クリスタル ブリュット 2000年★
ご存知黄金のシャンパーニュ!

★シャトー ムートン・ロートシルト 1988年★
その他モロモロ
5大シャトーやら、有名シャンパンなど、
DRCも引き続き大放出中です!
数量限定での大放出ですので、
お見逃しなく!!!
決算セール!

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今回は伝説のシンデレラワインが78%OFF!
「シャトー ド・ヴァランドロー 1994年」

★シャトー ド・ヴァランドロー 1994年★
わずか2.6haの畑から
極少量の最高品質のワインを造り上げ、
あまりの短期間の成功ゆえ
「シンデレラワイン」と呼ばれている。

★ルイ・ ロデレール クリスタル ブリュット 2000年★
ご存知黄金のシャンパーニュ!

★シャトー ムートン・ロートシルト 1988年★
その他モロモロ
5大シャトーやら、有名シャンパンなど、
DRCも引き続き大放出中です!
数量限定での大放出ですので、
お見逃しなく!!!




